太古の新聞記事など

アクセスカウンタ

zoom RSS (18) 戦後マラリア(住民に対するマラリア予防の教育)

<<   作成日時 : 2008/08/26 13:44   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

戦後マラリア =第45回日本内科学会宿題=

澤田 藤一郎


結言

以上、申し述べた如く、終戦後、多数のマラリア原虫携帯者が帰国し

昭和21年(1946年)には、40万人以上の人が再発発作を起こしたと思われる。

昨年には、その数分の一に減少して行き

ここ数年間にもとの状態に帰るものと思われる。

その間、初感染や流行もあったが

大流行を来さなかったのは、幸いである。

何故、かくの如く、終息する傾向にあるかの理由について考察するに

1)気候の関係

2)蚊の媒介性の弱いこと

3)吾国は、マラリアの浸淫地でなく、安静休養だけでも、本病が治癒すること

その外に

(4) 患者がマラリア治療剤を適宜に使用したこと

によることなるべく

之は、一般国民の教養の程度がかなり高いことを示すものと思う

しかし、まだ、調査も充分、行われて居らず

土地の人もあまり気にかけて居ない

土着マラリア地方のある
のは

遺憾である。

なお、意外にも、内地に熱帯熱マラリアの初感染のあった ことは

此の度の報告にあたり、最も興味深く感じたことである。


↑『日本医事新報 第1254号』(昭和23年5月11日発行)p 3-479〜6-482の『戦後マラリア =第45回日本内科学会宿題= 』(澤田 藤一郎
著作権の保護期間が満了しているので、転載自由とする。現代の用法に直した箇所がある。


大正時代のマラリア資料沖縄県の八重山の病原地では、住民は予防していなかった)』

http://supplementary.at.webry.info/200803/article_8.html

には

大正時代、沖縄県 八重山の土着マラリアが流行していた地域では

住民が予防していなかった
ことが記載されている。

明治時代の北海道深川村の資料など室内の蚊など)』

http://supplementary.at.webry.info/200801/article_12.html

には

明治34年頃、土着マラリアが流行していた北海道深川村(現在の深川市)では

兵民が、マラリア媒介蚊であるハマダラカに、夜間、頻繁に、刺されても

気にしていなかったことが記載されている。


2008年(平成20年)3月13日 朝日新聞 東京版 夕刊には

西ケニア・ビクトリア湖の漁村

砂浜の上に広げられた網の上に小魚がびっしりと並ぶ。

網の端に付いた白い札を手に取ると

蚊帳の製品名がアルファベットで書かれていた。

民家に配られた蚊帳が、魚を干す網に転用されているのです。


地元マセノ大の大学院生ガブリエル・オウィノ・ディダさん(30)が説明してくれた。

画像


縫ってつなぎ合わせた薬剤処理済みの蚊帳を地面に広げ、小魚を干す漁師の家族=ケニア・スバ県で


この漁村では6枚の蚊帳をつなげた網もあった。

昨年、地元のNGOが地域で配った500張の一部とみられ

漁が盛んな時期は浜辺一面、蚊帳の網で埋まるという。

網を縫い合わせて漁に使う漁師もいる。

少し離れた内陸の集落でも同じ光景に遭遇した。

○ス△ー・×ウ◇さん(45)は

朝6時に漁村で小魚を買い、

やはり蚊帳の上で乾燥させてから

町に売りに行く。

これを使うと乾くのが早い。

魚が丸まることもない。


乾燥させるための網を買うより安上がりだ。

自宅で蚊帳は使わない。

蚊帳は個人がマラリアから身を守る予防法として、各国政府、NGOが配布に力を入れる。

ディダさんは民家117軒を訪ね、蚊帳の使用状況を調べた。

その結果、適切に使われていたのは48.3%

そのほかは

来客用に新品のまま保管

穴が補修されていない

シーツとして使う

頭に巻く

などだった。

蚊帳で寝ると悪魔にとりつかれる。


ケニアの海岸地方では昨年、そんなうわさが広まった。

ディダさんは

ただ蚊帳を配るだけでなく、

配布時にその重要性や使用方法を教えるなど

啓発活動を続けていくことが大切だ。


と訴えた。




↑ 蚊帳援助を悪用している者の実名が、原記事に載っていたが、ぼかして、入力した。おそらく、男性と思われる。45歳であるのは、確かである。

と記載されており

土着マラリアが流行している地方では

住民に対するマラリア予防の教育が大事だ
ということが

示唆される新聞記事であった。



なお、写真の説明からは

殺虫剤浸透蚊帳を、小魚を干すのに

使っていたことが

わかる。



マラリアについて、それなりに知りたかったら

『日本でマラリアが再流行するとは思えない。』
http://ameblo.jp/475229/entry-10119259340.html

http://supplementary.at.webry.info/theme/1e71136f7c.html
参照。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
(18) 戦後マラリア(住民に対するマラリア予防の教育) 太古の新聞記事など/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる