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zoom RSS 昭和55年、社会人が北海道の高校入試を解いてみた。(国語:79点。数学:52点。社会:80点)

<<   作成日時 : 2010/11/16 13:42   >>

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昭和55年3月に実施された北海道の公立高校入試を社会人が解いてみた。

解いた社会人は、中学生と異なり、少なくとも、8年間以上、中学校の勉強は、全く、していなかった。

結果は、下記の通りである。


作家であり、札幌市の社会部長でもある朝倉賢さん(48歳)の国語の点数:79点(100点満点


この作家は、問題レベルは易しいが、勉強をしていなければ、満点をとることは難しいと主張している。

札幌商科大学で経営学を専攻し、卒業後、丸井デパートで営業、販売マンとして7年のキャリアがある30歳の数学の点数:52点(100点満点

北海道新聞の新聞記者も解いたが、大体、この程度だったらしい。

なお、この営業マンは、中学校時代、英語と数学が得意だったそうだ。

ただし、この営業マンが中学生だったとき(年齢から考えて、昭和40年ごろに高校入試を受けているはず)は、北海道の公立高校入試は小学区制であり、一般的に、北海道の中学生はあまり、勉強していなかったが・・・

北海道の公立高校入試

昭和25年〜昭和40年:小学区制

昭和41年〜昭和47年:大学区制


http://63164201.at.webry.info/201012/article_5.html

ちなみに、丸井今井は、その後、勢力が大幅に衰えた。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B8%E4%BA%95%E4%BB%8A%E4%BA%95

なお、この営業マンが中学生のときは習わなかった確率などが、出題されていて、できなかったそうだ。

ただ、この営業マンは、高校で、確率などを学んだはずだが・・・

実際、昭和35年10月施行の「高等学校 学習指導要領」の「数学」の「数学UA」に確率が載っている。

http://www.nicer.go.jp/guideline/old/

ちなみに、昭和32年の丸井の就職試験には、数学の問題もあった。



http://63164201.at.webry.info/200906/article_2.html

もっとも、この営業マンが入社した昭和48年ごろの丸井の就職試験には、数学の問題がなかった可能性があるが・・・




上智大ロシア語科を 卒業後、1年のキャリアがある 北海道新聞の 新聞記者である 一柳 満 氏(24歳)の社会の点数:80点(100点満点



私は、この時代よりあと(円高不況・バブル経済のころ)の北海道新聞を、数年間、熟読したことがあるが、北海道新聞は、円高・円安・好景気・不景気などの中学生レベルのことを論じた社説・コラムの質が悪かった。

実際、バブル経済のときは、かなりの好景気であることがわかっていない社説やコラムばかりだった。

中学生レベルの公民の知識と、北海道新聞の新聞記事の熟読さえあれば、かなりの好景気であることはわかったはずだが・・・

それなのに、北海道新聞の新聞記者が、社会で80点もとれたのである。

ちなみに、北海道の銀行として、北海道拓殖銀行が有名であったが、バブル経済のときに、かなりの好景気であることに、大半の銀行マンが気づかず、過剰な融資をしまくったため、バブル崩壊後、都市銀行の中では、一番、最初に、破綻した。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E6%8B%93%E6%AE%96%E9%8A%80%E8%A1%8C

北海道では、銀行マンでさえ、中学生レベルの公民の知識が、あまり、ないのである。

念のため、書くが、北海道の人全員が、バブル経済に気がつかないほど、レベルが低かったわけではない。

実際、私の高校時代のクラスメートは、バブル経済のときに

今の景気は異常な好景気だ。


という旨を、私に発言したことがある。



ここでいうコラムとは、北海道新聞の新聞記者が書いているコラムのことである。


北海道新聞 昭和55年1980年)3月7日 金曜日 地方 札江 さっぽろ市内版(縮刷版) 19面

高校入試 大人ならどこまで解ける?

ヤング、中年 札幌の3人が挑戦

 社会人が高校入試問題に挑戦してみたらー。

6日から道内公立高校の入学試験が始まったが、果たしてどれくらい難しい問題が出ているのか、また、大人の常識からみて適切な問題なのかなどを実際に確かめてみようと、3人の社会人に頼んでこの日行われた3科目を解いてもらった。

国語は、作家で、「くりま」同人の朝倉賢さん

数学は、日常数字と対決している丸井デパート営業部のAさん

社会は、北海道新聞社会部で一番若い一柳満記者。

さて、その結果は−。


解釈阻む時代差  国語

定理など忘れる 数学

何渋の固有名詞 社会

国語

 作家であり、札幌市の社会部長でもある朝倉さん(48)の素点は79点。

間違えたところを点検してみると、どちらでも正解ではないかと思われたり、受験テクニックに慣れていないことによるミスがほとんどだった。

 例えば問題二の問五では、いなか育ちの大人が、自分の子供をどう思っているか答えさせている。

大人からみるとその少年時代とは大変な違いで、子供は東京の地名を口走り、一人で電車に乗り、恐れや卑下、羨(せん)望、驚嘆の気持ちもない。

正解は「なんと幸せな子供たち」となっているが、朝倉さんは「なんと不思議な子供たち」と答えた。

 問題四の問五では、20行の長文を読ませて、作者が言いたいことを4つの文章の中から選ばせている。

これは消去法でいくと、残るものが限られてくるのだが、正解になっている文章が、どうも適切なものとは思えない。

朝倉さんの出した結論は

正解はないのでは。

問題文自体が長い文章の一節で、結論を導くための過程なのだから、作者の言いたいことはわからない。


という。

 全体の印象としては

いまの中学はこんなテストを受けているのかな、と興味深かった。

もう少し難しいと思っていた。

ただ、常識を試している気はするが、ふつうの大人は満点を取れない。

どうにでも取れたり、解答のテクニックを知らないと引っかかる所がある。

問題文の中の斥候という単語は、注でわざわざ意味を説明していたが、この辺にも時代を感じた。

と話している。


数学

 札幌商科大学を卒業後、営業、販売マンとして7年のキャリアを持つAさん(30)。

大学では経営学を専攻したが、統計学をちょっとかじった程度で、数学は高校卒業以来ごぶさたで、成績はというと、52点。

50点ぐらいはいっていそう。


とAさんが予想した通りの出来だった。

何人かの本社記者に試みに数問を解いてもらったが、それからみても、まずまずの成績といえる。

中学校時代は数学と英語に自信があった。


というAさんだが

とにかく数学の基本になる定理や公式を忘れてしまっているので、思い出せないものは手も足も出ない。

例えば証明問題がそう。

台形の面積の出し方も忘れてしまっていた。

自分で考えて解くよりも、公式などを記憶していないと解けない問題が多いようだ。


というのがAさんの率直な感想だ。

 確率などAさんが中学では習わなかったという新しい分野の問題も目立ったとか。

仕事では、売り上げや仕入れ、販売などに数字はよく使うAさんだが

ほんとに難しいですね。

お父さんが、子供に教えてやれないのもわかります。


と、ため息をついていた。


社会

 公式や定理を忘れてしまうと数学が解けないのと同じように、社会科も社会常識と共に記憶力が問われる。

かなり忘れているから50点ぐらいかな。


と挑戦前に話していた一柳満記者(24)は、80点の点数。

上智大ロシア語科を卒業して1年しかたっていないという“忘却度”の差が、点数に反映しているとも受け取れる。

 @Aの地理の問題はほぼ満点の出来だったが、Bの日本史でちょっとつまづいた。

例えば御家人という言葉が思い出せなかったという。

歴史に出てくる固有名詞は記憶している以外にないので難しい。

歴史の細かい固有名詞はそんなに必要ではないと思うが・・・


と一柳記者。

とはいっても

社会に出てから役に立つ知識を問う問題も多い。


と指摘した。

 Dで出てくる日本国憲法は、国民として知っておかなければならないことを取り上げている点で、そうした問題のひとつという。

全般的な印象としては

そんなに難しい問題ではなかった。


↑改行、句読点、括弧、文字の大きさ、色、太さは読みやすいように改変した箇所がある。漢数字を洋数字に改変した箇所がある。その他は、原記事通りに入力した。

画像

↑ 当時の北海道新聞の新聞記事(縮刷版


上智大ロシア語科を 卒業後、1年のキャリアがある 北海道新聞の 新聞記者である 一柳 満 氏(24歳)に絶賛された大問5を読みたかったら

http://63164201.at.webry.info/201011/article_14.html

参照。


それはともかくとして、点数だけまとめると

国語:79点(100点満点

数学:52点(100点満点

社会:80点(100点満点


である。

社会(80点)>国語(79点)>数学(52点


という順番から、単純に考えると、北海道の人は、数学より、社会の方が得意なのだろう。

つまり、一般的に、北海道の人は、理系より、文系に進学した方が得だということである。

一般的に、北海道の人は、数学の基礎学力より、社会の基礎学力の方が身についているので、理系より、文系の大学を受験した方が、より上のレベルの大学に合格できるからである。


大雑把なまとめ

北海道の社会人の公立高校入試の点数が、社会(80点)>数学(52点)なので

一般的に、北海道の高校生は、理系より、文系に進学した方が、得である。





 



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