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zoom RSS 中学校の理科の教科書の知識で回避できた可能性がある事故(航大帯広分校の小型プロペラ機墜落事故)

<<   作成日時 : 2011/08/03 13:13   >>

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2011年(平成23年)7月28日に、航空大学校帯広分校の小型プロペラ機が訓練飛行中に山中に墜落して3人が死亡し、1人がけがをした。

この事故は、外を見ないで計器だけを見て操縦する「計器訓練」の最中に起こった。

23歳の学生が、計器訓練をしていたのだが、生き残った23歳の学生は、北海道警察の調べに対し

事故の前に前方を見たら雲の中だった。


と証言している。


この証言が正しいものとして、以下、論を進める

つまり、計器飛行の最中に小型プロペラ機が雲の中に突入したことになる。

山が近くにある地形で、雲の中に侵入することが危険であることは、中学校の理科の教科書にも載っている。


この水滴や氷の粒が空中に浮かんだものが雲である。

このように空気が上昇していく(上昇気流)ところに雲ができる。

 上昇気流は, 地表付近の空気が温められたときや, 山などの地形に沿って空気が上がるとき, また, 温度がちがっている空気が触れ合っているときなどに生じる。


図9 上昇気流によって雲ができる

山に沿って空気が上がるとき

地表近くの空気が温められたとき

寒気が暖気の下にもぐり込むとき

暖気が寒気の上へはい上がるようにして進むとき




画像


中学理科 2分野 下』(平成8年1月31日文部省検定済。教育出版。文部省検定済教科書。中学校理科用。17教出・理二768)p11



計器の設定ミス・計器の故障・機体自体の故障・人間関係のトラブル・組織の問題がなければ、中学校理科レベルの低学力が事故の原因である可能性がある。

以下、計器の設定ミス・計器の故障・機体自体の故障・人間関係のトラブル・組織の問題は事故原因ではないとして、論を進める。

さて、外を見ないで計器だけを見て操縦する「計器訓練」の最中であるので、23歳の学生は、この事故の原因ではない。


したがって、教官の低学力が事故の原因である可能性がある。


北海道新聞 2011年(平成23年)7月29日 金曜日 16版 第2社会面 28面

コース設定に問題か

  訓練のやり方疑問視も

 訓練飛行中に山中に墜落した航空大学校帯広分校の小型プロペラ機事故。

通常の訓練では避けるはずの雲の中や山に向かって飛行した可能性があり、航空関係者からは、コース設定など訓練のやり方を疑問視する声が上がった。

 同校ではこれまでもトラブルや事故が相次いでおり、周辺住民は不安を募らせた。

 訓練機は28日午前9時10分に帯広空港を離陸。

機体に強い衝撃があった場合などに発せられる遭難信号が発信されたのは、わずか17分後。

 同校によると、事故が起きたのは、外を見ないで計器だけを見て操縦する「計器訓練」の最中。

やけどを負った学生 K口 I さん(23)が、計器しか見えないよう視界を遮るフードをかぶって操縦かんをにぎり、死亡した機長 T中 K郎さん(44)が、その右隣で指導していた。

 K口さんは道警の調べに対し

事故の前に前方を見たら雲の中だった。


と証言しているが、記者会見した大里裕治分校長によると、訓練機はレーダーを搭載しておらず、計器訓練の際は山間部を避け、雲の中も「普通は入らない」。

雲に入りそうな時は教官が操縦し、安全な場所まで誘導するという。

 札幌出身の航空評論家 青木謙知さんは

雲があるのに、なぜ山の近くを通ったのか。

コースの設定や選択に問題がなかったか。


と疑問を呈する。

 一方、同分校で訓練経験がある道外の副操縦士(28)は

何らかのトラブルで、機体を立て直せず、雲に入った可能性もある。


と指摘する。

 訓練機に乗っていた2人の学生は4月から帯広分校で実践演習を行っており、規定の約76時間の訓練のうち、K口さんが約48時間、死亡したH井 I 朗さん(23)が約43時間の飛行時間だった。

 同分校では2002年3月、訓練中の小型機が墜落し、2人が死傷するなど事故が続発。

同分校に対し、安全対策の徹底を求める要望を毎年行っている。

帯広空港周辺の住民でつくる「環境を守る会」の60代男性は

悲しい事故が二度と起きないよう、きちんと原因究明して、しっかりとした対策を講じてほしい。


と注文を付けた。


航空大学校帯広分校で発生した過去20年間の主な事故

1997年10月31日
小型プロペラ機が帯広空港への着陸に失敗し、墜落。
操縦していた訓練生と同乗していた教官1人、訓練生2人が軽傷。

1998年2月23日
小型プロペラ機が空港への着陸に失敗し、滑走路を逸脱。
雪山に衝突し、操縦していた訓練生が軽傷。

2000年6月21日
訓練生1人で操縦していた小型プロペラ機が帯広空港への着陸に失敗。
滑走路100bを胴体で滑走した。

2002年3月1日
教官操縦の小型プロペラ機が防風林に墜落。
教官が死亡し、同乗していた訓練生1人が右腕骨折の重傷。

2009年4月16日
訓練生が操縦していた小型プロペラ機が空港着陸後にタイヤ1本がパンクし
誘導路に侵入した。

↑ 表で載っていたが、ブログ記事であるので入力方法を変更した箇所がある。

↑改行、句読点、括弧、文字の大きさ、色、太さは読みやすいように改変した箇所がある。漢数字を洋数字に改変した箇所がある。実名はぼかした箇所がある。その他は、原記事通りに入力した。

なお、雲の中を飛行することは、航空法違反であることを付け加えておく。

まとめ

航大帯広分校の小型プロペラ機墜落事故は、中学校の理科レベルの低学力が原因の可能性がある。

計器の設定ミス・計器の故障・機体自体の故障・人間関係のトラブル・組織の問題がない場合

なお、事故の原因かどうかはともかくとして、中学校の理科レベルの知識は、新聞記事の読解に役立つことがわかる。










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