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zoom RSS 試験では、反社会的な内容は滅多に出題されない。

<<   作成日時 : 2011/10/15 13:05   >>

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試験(←学校の定期試験、高校入試、大学入試等)では、反社会的な内容は滅多に出題されない。例えば、漢文で、強盗目的で殺人をした犯罪者(←ちなみに、現在の日本の刑法第240条では、「強盗が、人を負傷させたときは無期又は7年以上の懲役に処し、死亡させたときは死刑又は無期懲役に処する」と厳罰が規定されている犯罪である)が逃亡し、結局、逮捕されず、別人が冤罪で逮捕され、その別人が処刑され、真犯人は結局、平穏に余生を過ごしたという内容が出題されたのは今までに見たことがない。このへんは、特に意識しなくても、皆、そういうものだと思って解いているし、実際、それで、うまくいっているはずである。
 ところで、私は、1回だけ、内容が反社会的である問題を見たことがある。せっかくだから、下記に載せる。
 もっとも、『試験では、反社会的な内容は滅多に出題されない』と信じていても、解けるように、問題が工夫されているので、再び、反社会的な内容が出題されたらどうしようと思い悩む必要は全くないと思われる。

昭和42年度《1967年度》北海道大学 英語
次の英文を読み、下の問の答を解答用紙に書け。

Until Frederick Alderson glanced at the speedometer, the screaming siren had been only another of the wild sounds that coursed through his mind. He saw then that the needle was wavering just above seventy and a his quick side glance caught the thumb jerk of a policeman who was motioning him toward the edge of the road.
There was a terrifying wait after he had stopped the car. Frederick Alderson had never before been guilty of a violation of the traffic law.
The policeman’s face finally appeared in the window. “May I see your driving license, please?”
Somehow, thick-fingered, he managed to separate the orange card from the pack in the wallet. “I’m sorry, officer, I have to get down to Maryland in a hurry and―well, I hadn’t realized how fast I was going.”
“Are you the Alderson that’s with the company?” the policeman asked, which showed him to be a Millburgh man. Everyone in Millburgh always referred to the Tredway Corporation as “the company.”
“Why, yes−yes, officer, I−”
“My old man has been with the company all his life. John Sweitzer. Up at Pike Street now.”
“Well, of course!” Alderson said, b able to take his first full breath since the siren had wrapped a steel band about his lungs. “One of Mr. Grimm’s men. That’s where I’m going now−to see Mr. Grimm. It’s−”
“Too bad about c Mr. Bullard, huh?”
“Yes.”
“Not so old either−only fifty-six the paper said.”
“That’s right.”
The orange card came back through the window.
dTake it a little easy from here on down, Mr. Alderson. We don’t want to be burying you, too.”

a 下線の個所を訳せ。
b 下線の個所を訳せ。
c Bullard氏の身の上に何が起こったか。日本語で答えよ。
d 下線の個所を訳せ。
e 次の文は警官の態度の変化を説明しようとするものである。空所をおぎなうとすればどんな語が適当か・解答欄に書け。ただし(イ)、(ロ)は人名で英語のまま、《ハ》は身分・人間関係をあらわす日本語とする。

Aldersonは交通違反の疑いで警官に止められたが、同僚(イ)が警官の父(ロ)の《ハ》であったので、見のがしてもらった 
                         
《直訳を下記に書く。なお、意訳は面倒なので、本当に直訳で訳した。ただし、下線部訳のみは、これが収録されていた本に載っていた解答から写した。また、人名、地名等の固有名詞は、原則として、英語のままとした。a〜eは出典では、囲い文字であり、まるで囲まれていたが、ここでは、青字で表記した。この本は国立国会図書館に収蔵されていたが、書名、ISBNなどは記録し忘れたことを一応、断っておく》

 Frederick Aldersonが速度計をちらりと見るまで、鳴っているサイレンは彼の心をかけ抜ける乱れた雑音の単なる同類だった。彼はそのとき、針が70をちょうど超えて揺れているのを見た、そして、a彼は警官が道路際に寄るように合図して親指をグイと動かしているのを、横目で素早く見て取った
 彼が車を止めた後、非常に恐ろしい気分で待っていた。Frederick Aldersonは以前、決して、交通違反の前科はなかった。
 警官の顔がとうとう、窓に現れた。『免許証を見てもよろしいでしょうか
 なんとかして、太い指で、彼は、財布の束からオレンジ色のカードをどうにか分けた。『すみません、おまわりさん、私はMaryland(←参考:アメリカ合衆国東部の州。州都はAnnapolisである)へ急いで行かなければなりません、そして、ええと、私は、何と速い速度で、運転しているのか実感していませんでした
あなたは、その会社にいるAldersonですか』と警官は尋ねた、そのことは、彼にMillburghの人であると示していた。Millburghの人は皆、the Tredway Corporationを『その会社』と呼んでいた。
なぜ、はいーはい、おまわりさん、私はー
私の父(←参考:《old man》は俗語で、《〔自分の〕おやじ、亭主》という意味がある。この意味のときは、通例、《one’s old man》で使う。ただ、この問題では、設問eの文をよく見れば、こういう意味であるとわかるようになっている)はずっと、その会社にいました。John Sweitzerです。今はPike Street沿いにいます
『ええ、もちろん!』とAldersonは、bサイレンが彼の肺臓を鋼鉄のたがで締めつけてから初めて深い息をすることができて、言った。『Mr. Grimmの部下(←参考:《men》には《部下》という意味がある。《部下》という意味のときは通例、《men》の形で使う)の1人です。そこが、Mr. Grimmに会うために私が今、行くつもりのところです。そこはー
cMr. Bullardは本当に気の毒でありましたね?』
『はい、気の毒でした』
『ほんとうにそんなに年をとっていなかったのですがー新聞によれば、ほんの56歳ということでした』
『よろしい』
オレンジ色のカードは窓から戻された。
dここから先は少しゆっくりやってくれよ、オルダーソン君。私達はあなたもまた、埋葬したくないので』

答:abdについては、上記の下線部参照。
  c死んだ。 e(イ)Mr. Grimm (ロ)John Sweitzer(ハ)上司
  
 それにしても、昭和42年頃のアメリカ合衆国Maryland州付近の警察官は乱れてますな〜。昭和42年頃の北海道大学は、そういうことを受験生に伝えたくて、この入試問題を出題したのかもしれない。
  
【補足】(←2006年7月30日以降に付け加えた)
 現在の北海道警察では、この手の腐敗は存在していない可能性が考えられる。下記に、そういうことが示唆されるニュースを引用する。

オートバイの道警職員、パトカーに追跡され転倒死
2006/07/26, 10:29, 日経速報ニュース, 341文字
 25日午後6時20分ごろ、北海道浦幌町川上の国道274号で、速度違反でパトカーの追跡を受けていた札幌市北区、道警本部情報管理課職員(36)(←原文では実名であったが、プライバシー保護のため、省略した。なお、以下、道警職員とぼかす)のオートバイが転倒、道警職員は全身を強く打って間もなく死亡した。
 池田署によると、道警釧路方面本部十勝機動警察隊のパトカーが衝突地点より約4キロ離れた場所で100キロ前後で走行していたオートバイを発見。パトカーは赤色灯をつけサイレンを鳴らして追跡を開始したが、オートバイは走行を続けた。パトカーはいったん見失った後、倒れているのを見つけたという。道警職員のオートバイはガードロープに接触したとみられる。
 道警職員は休暇中に1人で釧路市に向かう途中だった。同署は「追跡方法に問題はなかった」としており、詳しい状況を調べている。〔共同〕


 もし、現在の北海道警察に、最高速度違反検挙関連の腐敗が存在していたら、この道警職員は、必死になって逃走しなかったはずである(←単にパトカーの赤色灯やサイレンに気がつかないで、走行し続けただけかもしれないが、以下、この道警職員が必死になって逃走したという前提で論を進める)
 
 道警職員の身分証明書を示して、道警釧路方面本部十勝機動警察隊のパトカーの警察官に道警職員であることを証明すればよいのだから。

 そうしないで、必死になって逃走した(←おそらく、100`前後の速度でノホホンと走っていたのではなく、百何十`という猛スピードで、急カーブかどうかもろくに確認しないで、必死になって逃走したのだろう)ということは、その手の腐敗が存在しなかったからだという可能性が考えられる。

 もちろん、この道警職員の勤務していた道警本部が存在している札幌のあたりと釧路方面本部では、同じ北海道警察でも管轄が異なるだろうから、一概には言えないかもしれないということは念のため、付け加えておく。

 なお、念のために付け加えておくが、北海道の道路では一般的に100km前後の速度で走行しても、なんら危険性のないことが圧倒的に多い。

 タイヤが極端に磨り減っている、雨天で路面が濡れている、冬季で凍結路面である、吹雪や集中豪雨で視界が著しく悪いなどのような特殊事情がない限り、100km前後で走行しても、極端なカーブでない限り、安全に走行できる。

 だから、北海道の道路で車両を走行させることに関して、交通安全という点だけを考えた場合、不安を感じる必要は全くない。

 ただし、最高速度違反で検挙される危険性までは否定できない。

 それにしても、この交通事故には不審な点があるように思われる。

 時速100`前後で走行する以上、前方にパトカーや白バイがいるかいないかを常に注意深く観察し、さらに、走行200b毎にバックミラーで後ろにパトカーや白バイがいるかいないかを観察して、走行するのが常識であるが、なぜ、この道警職員は、パトカーに気付かなかったのか?

 自分がパトカーや白バイに乗車している警察官だったら、どういう風に最高速度違反の取締りをするかを常に頭の中でシミュレーションしながら、走行するのが、時速100`前後で走行する者の常識であるだろう。

 例えば、この直線道路だったら、大型トラックが駐車していて、今の自分からは見えにくいあの場所で、パトカーや白バイが取締りをするだろうとか、この上り坂だったら、上り坂の頂上を少し過ぎて、今の自分からは見えにくいあの場所で、パトカーや白バイが取締りをするだろうとか、このカーブだったら、カーブを曲がって、少し過ぎて、今の自分からは見えにくいあの場所で、パトカーや白バイが取締りをするだろうとか。

 運転免許をとるときに、今の自分からは見えにくい場所に危険が潜んでいるかもしれないと習ったはずであるから、その危険を、最高速度違反を検挙するパトカーや白バイに置き換えれば済む話である。

 36歳にもなった道警職員だったら、そのような走行をするのが常識だろうに。

 もっとも、オートバイだから、視界が限られていて、そのようなことができなかった可能性も考えられることを、一応、付け加えておく。

 また、疲れていて、ボーとしてしまい、ついうっかり、パトカーを見逃してしまった可能性も考えられる。

 疲れていて、パトカーや白バイを見逃すことは、よくある話であるし、もし、そうだとしたら、この道警職員に同情してしまうが。

 せっかくだから、カーブ半径と速度に関する新聞記事を下記に引用する。

2005年(平成17年)4月26日(火曜日)北海道新聞朝刊
・・・前略・・・(←尼崎JR脱線事故のニュースである)
2000年の地下鉄日比谷線事故以降、半径200b以下の急カーブには脱線防止ガードを設置するよう義務付けられた。現場は半径300bで対象外。
・・・後略・・・


2005年(平成17年)4月27日(水曜日)北海道新聞朝刊
・・・前略・・・(←尼崎JR脱線事故のニュースである)
 電車が時速100`超を記録したのは、カーブに進入した後、運転士が非常ブレーキを作動させた直前。カーブに差し掛かった際はさらに高速だった可能性も捨て切れず、兵庫県警などで詳しく分析している。
・・・中略・・・
 新潟大学工学部の谷藤克哉教授(車両工学)は「速度超過で遠心力が増したことが単独の原因とは考えにくいが、別の要因を誘発した可能性がある」と話す。
・・・中略・・・
 また同教授は、軌道の狂いやカーブが始まる地点の傾斜の変化も影響している可能性がある、とみる。鉄道総合技術研究所(東京)がJR西日本の依頼を受け試算したデータでは、脱線が起こりうる速度は時速133`。同100`超と比べ、さらに約1.5倍の遠心力が加わるという。

置き石は?
 速度超過と脱線との関係を独自に試算した独立行政法人「交通安全環境研究所」(東京)は、現場のカーブでは時速120−130`程度で片方の車輪が浮く可能性を指摘。松本陽・交通システム研究領域長は「100`超の速度だけで、あのような事態に至るか、微妙な数値」と慎重な見方を示した。・・・後略・・・


 半径300bのカーブで、鉄道の脱線が起こりうる速度は時速133`と試算されていたのである。

 もちろん、鉄道と自動車で話が異なるが、自動車の制限速度に本当に科学的根拠があるのだろうか? そのようなことが示唆される新聞記事である。

 とりあえず、カーブで曲がりきれずに自動車が交通事故を起こしたというニュースを報道するときは、カーブの半径が何bだったかも報道してほしいものである。

 もちろん、路面が乾燥していたか、同乗者はいたのか(←運転者以外に、同乗者がいて、会話をしている場合、わき見運転をしている可能性があるので)、自動車のメーカー・車種・車の名前・年式・走行距離(←自動車が欠陥自動車である可能性があるので)等も報道してほしいものである。

 そこまで、報道できないのならば、社説やコラムで交通事故に関して取り上げるなどとんでもない話である。

 自動車のメーカーに遠慮しているかどうかは知らないが、交通事故を起こした自動車のメーカーさえ、普段の交通事故のニュースで報道できない新聞に、交通事故を社説やコラムで取り上げられても、興ざめであるのだから。

 交通事故の加害者が、自動車のメーカーの情報提供さえ、新聞社に拒むとは到底、思えないし、自動車のメーカーくらい、報道しても何も支障はないはずであるが。

 なお、話は変わるが、尼崎JR脱線事故で、置き石があったかもしれないという説はその後、否定されたらしい。

 書き忘れていたが、大型トラックの陰など、運転者の目に見えないところで、最高速度違反の取締りをすることは許されないことになっている。また、悪質で危険性や迷惑性の高い違反に重点を置いた取締りをしていることになっている。

 このへんに関しては、『平成17年警察白書』(警察庁)の下記引用を参照してください。

第1章 世界一安全な道路交通を目指して 
・・・中略・・・
第2節 交通警察活動の現状
・・・中略・・・
(2) 交通警察活動のねらい
・・・中略・・・ 
イ 交通指導取締りの基本的考え方
 交通指導取締りは、取締権限を有する警察が監視・指導を行うことで交通違反を防止するとともに、交通違反が行われた場合には、取締権限を行使して罰則等の制裁を課することにより、交通ルールを遵守させるものである。
 交通指導取締りを行うに当たっては、交通事故の発生状況、交通量等の地域の実態や国民の要望を踏まえ、白バイ、パトカー、制服警察官が運転者や歩行者の目に見えるようにパトロールを行うことで交通違反の未然防止に努めるとともに、悪質で危険性や迷惑性の高い違反に重点を置いた取締りを推進している


 ↑上記は下記の警察庁のサイトで無料で閲覧できる。

http://www.npa.go.jp/hakusyo/h17/hakusho/h17/index.html

 とはいうものの、証拠が残らないように巧妙に警察庁の方針に逆らう警察官も理論上はいるかもしれない(←あくまで理論上の話である)ので、そういうことも念頭において、運転者は油断しない方がよいだろう。

【補足その2】(←2006年8月30日以降に付け加えた)
 新潟大学工学部の谷藤克哉教授(車両工学)であるが、2005年(平成17年)4月27日(水曜日)北海道新聞朝刊で発言した後、自説を変えたようにも読み取れる発言をしているのを発見したので、一応、念のため、その部分を全文、引用する。

北海道新聞夕刊 2005年(平成17年)5月7日土曜日
尼崎JR脱線 車輪に異常な磨耗 横振動 映像で裏付け
 兵庫県尼崎市のJR脱線事故は、快速電車の先頭部分が転倒する直前に車体に激しい横方向の振動が断続的に起こり、脱線につながった可能性が7日、強まった。共同通信が入手したビデオ映像や写真で、車輪に異常な回転があったことを示す痕跡が確認された。
・・・中略・・・
 新潟大の谷藤克哉教授(車両工学)によると、第一台車の第一、第二輪軸では、ともに進行方向右側の車輪のフランジ(ツメ部分)から外縁部にかけて、金属同士が激しく磨耗することで生じる「照り」があった。左車輪はゆがむなど大きく損傷していた。
 同教授は「ところどころ帯状の照りがあり、車輪表面が不均一。通常の走行では見られない状態で、車輪の回転に異常があった」と解析。転倒直前、車体に激しい横方向の振動が起こった可能性があると指摘した。
 さらに「脱線の主な要因は(100`を超えていた)現場カーブへの進入速度」とした上で、「車体が転倒した要因は遠心力だけだったとはいえない。車両全体の振動も要因になったのでは」との見方を示した。非常ブレーキによるロックした痕跡は車輪には見られないという。
 国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は6日、先頭車両の第一台車の写真を公開。「現段階では、脱線をひき起こす異常な振動の痕跡はみられない」としているが、脱線した快速電車に乗り合わせた複数の乗客が「脱線前の大きな横揺れ」を証言している。
・・・後略・・・


 『なぜ、「主な要因」とわかったのか? 鉄道総合技術研究所(東京)の「脱線が起こりうる速度は時速133`」という試算は、どうなったのか? それだったら、半径300bの急カーブでは、何`まで、脱線せずに曲がれるのか? 』といろいろな意味で疑問に思ってしまう記事である。

 いずれにせよ、こういう鉄道総合技術研究所(東京)の「脱線が起こりうる速度は時速133`」のような試算を、自動車と道路のカーブ半径にも実行して、現在の不合理な制限速度を変更してほしいものである

 田舎によくある片側1車線の高速道路が赤字傾向であるのも、最高速度制限が時速70`であるという不合理な速度制限が主な要因であるのだから。(←上記記事で、理由も書かずに、「主な要因」と書いてあったので、真似してみました。こういう風に他のことに置き換えてみると、安直に、「主な要因」と書くのがいかに、とんでもないことであるかが実感できるかもしれないので。ついでに、この後の補足でも「主な」という語を使ってみる

【補足その3】(←2006年9月5日以降に付け加えた)
 時速100`前後で走行しても、雨の中、タイヤが摩耗している乗用車を運転し、かつ、路面の水たまりにハンドルを取られたというように特殊な要因が重ならないと、交通事故は起きないのではないかということが示唆される釧路地裁北見支部の判決の新聞記事を見かけたので、下記に引用する。

北見工大生に懲役5年判決*5人死傷事故
2005.07.28 北海道新聞夕刊全道 15頁 夕社 (全360字) 
 【北見】昨年六月、網走管内津別町の町道で乗用車が電柱に衝突し、北見工大生五人が死傷した事故で、危険運転致死傷の罪に問われた同大三年生(←原文では、ある程度の住所と実名が記載されていたが、プライバシー保護のため、省略した。以下、北見工大三年生とぼかす)(21)の判決公判が二十八日、釧路地裁北見支部であった。本田晃裁判長は懲役五年(求刑・懲役九年)を言い渡した。
 本田裁判長は判決理由で「当時の天候や路面状況、運転経験の少なさから見て、被告の行動は無謀なものだった」と指摘。
 判決によると、北見工大三年生は昨年六月十日、雨の中、タイヤが摩耗している乗用車を時速百キロで運転し、路面の水たまりにハンドルを取られ、道路わきの電柱に衝突。同乗していた同大の学生二人を死亡させ、二人に重軽傷を負わせた。同被告は軽傷を負った。
・・・後略・・・


 この交通事故が発生した主な原因は、時速100`というスピードではなく、天候が雨だったこと・路面の水たまりであることが、上記引用からわかる。

 きっと、本田晃裁判長は

 時速100`がこの交通事故の主な原因ではなく、天候が雨だったこと、路面に水たまりがあったことが、この交通事故の主な原因である


ということを言いたかったのだろう。

 実際、本田晃裁判長は判決理由で、天候や路面状況、運転経験の少なさを被告人(←刑事裁判であるので、この補足では、「被告人」という用語を使う。正確な用語は、「被告」ではなく、「被告人」であるので)の行動の無謀さの根拠に挙げているが、時速100`は、そういう根拠に挙げていない。

 もし、時速100`がこの交通事故の主な原因であると主張したかったら、時速100`も、被告人の行動の無謀さの根拠に挙げるはずであるから、この交通事故の主な原因は時速100`でないと本田晃裁判長は考えているのだろう。

 したがって、このニュースからも、時速100`前後の速度は、北海道の交通安全に問題ないということがわかる

 もちろん、タイヤが極端に磨り減っている、雨天で路面が濡れている、冬季で凍結路面である、吹雪や集中豪雨で視界が著しく悪いなどのような特殊事情がある場合や、極端なカーブを走行する場合は話が別であるが。

 なお、私は、
 
この交通事故の主な原因は、同乗者が4人、いたことにもあるのではないか?
  
と考えている。

 同乗者がいると、まるで、ベテランのタクシードライバーのように、同乗者を楽しませる会話をするのが普通であるが、そういう会話をしていたら、運転に集中できないのが普通であろう。

 それもかなり大きな原因となって、このような交通事故を起こしてしまったのではないか?

 実際、バスの運転席の後ろに、

 走行中はバスの運転手に話しかけないでください。


という旨の注意書きがあるのを北海道旭川市で頻繁に見かけたことがある。

 きっと、自動車を運転するときは、会話をしないで、運転に集中しなければならないということなのであろう

 とはいうものの、現実問題として、同乗者がいる状態で自動車を運転しなければならない場合もあるだろう。

 そういうわけで、タイヤが磨耗する前に、タイヤ交換することをお薦めする

 タイヤが磨耗していなかったら、この交通事故は防止できたと思われるので。
 

【追記】このブログ記事は、2006/03/27 17:12に、別のブログで作成したものである。

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