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zoom RSS 北海道で新聞報道されていた昭和38年の東京のようす

<<   作成日時 : 2015/04/19 21:14   >>

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北海道新聞では、1963年(昭和38年)に、東京について、次のように報道されていた。


・東京都交通局が、深夜バスを運行することにした。

普段は、都バスは夜10時まででストップしていた。

ただ、例外的に、明治座など7劇場前から映画、演劇のはねる時間に劇場バスを出していた。

しかし、劇場バスが赤字続きのため、明治座・歌舞伎座・新橋演舞場発以外の4本を深夜バスにするというもの。


映画、演劇の人気がなくなってきたということだろう。

・東京都の公園管理事務所によれば、次の通り。

日比谷公園の芝生に、立ち入り禁止の立て札があるのに、芝生に入る都民が多く、野球をする都民さえいる。

そのボールのために、日比谷公園内の彫像の腕がもげ、頭が欠けている。

写真には、腕がもげ頭も欠けた少年の像の背後に、「野球禁ず」の立て札がうつっている。

それに、芝生にふて寝して、紙くずをまき散らす者も目に余る。

・歳末商戦で東京都内のデパートや各商店街では、アルバイトの求人をしているが、今年は、女子高校生の求人が非常に少ない。

・11月末に都電杉並線が廃止された。





北海道新聞 夕刊 1963年(昭和38年)12月9日 月曜日 2面

東京寸描

深夜族のためにバスを運行

 しわすには忘年会などで“深夜族”がグッとふえる。

このためのサービスに都交通局は20日から“深夜バス”を運行することにした。

ふだん都バスは夜10時まででストップ、ただ例外的に明治座など7劇場前から映画、演劇のハネる時間に“劇場バス”を出している。

だが最近このバスは赤字続きのため“深夜バス”の転向に踏み切り、劇場バスは明治座、歌舞伎座、新橋演舞場発のものを残して他は廃止、あとの4本を使って八重洲口から六本木、新宿など盛り場を経由、山の手方面を深夜走る予定。

夜ふけになると、乗車拒否もあったりしてタクシーを拾いにくい都民の間では、このプランはいまから好評だ。


目に余る都民のエチケット

都民のエチケットもゼロ』と、このところ都の公園管理事務所が泣いている。

公園の中でも丸の内や霞ヶ関に勤務するサラリーマンの利用が多い日比谷公園では、立ち入り禁止の立て札があるしばふにはいる都民が絶えない。

なかでも悪質なのはこのしばふで野球までやる始末。

このはねだまで園内の彫像も腕はもげ、頭が欠けるなど散々。

ベンチをじゅうぶん置かないからだ』としばふにフテ寝して、紙くずをまち散らす不心得組も目に余るーとあって管理員たちは嘆き通しだ。


えらくきらわれた女子高生

 歳末商戦で都内のデパートや各商店街ではアルバイトの活躍が始まっているが、ことしは女子高校生の求人が非常に少なく、こづかいかせぎを期待していた女高生たちをがっかりさせている。

神田橋女子職安で今月はじめから女高生のアルバイト希望の受け付けを始めたところ、訪れたのは約4百人。

事務手伝い、問屋での包装、デパートの売り子などが希望だが、求人の方はわずか数件。

これでは職安もあっせんしようがなく、『えらくきらわれてしまって』とこぼしながら求人先の開拓に努力している。


かつてのドル箱路線も廃止

 都電杉並線が11月末で姿を消した。

同線は新宿駅西口から荻窪までの7.6`を走るかつての“ドル箱路線”で大正10年8月からの運転。

住宅街を走り利用者も多かったが、37年1月、同線とほぼ平行して走る地下鉄が開通してからは、自動車ラッシュのあおりでノロノロ運転しなければならぬ電車はすっかり敬遠されてその後赤字続き。

ついに42年間のお勤めをやめることになったもので、最後の日は花電車でお別れした。

同線の車庫はかつてドイツの飛行船ツェッペリン号がきたとき、格納庫代わりに使われたことがあるが、これもいずれスクラップになる予定だーという。



改行、句読点、括弧、文字の大きさ、色、太さは読みやすいように改変した箇所がある。漢数字を洋数字に改変した箇所がある。その他は、原記事通りに入力した。

画像


新聞記事
写真の下には
無残、腕はもげ頭も欠けた少年の像

と書かれている。

写真には、この像の背後に
野球禁ず

東京都

と書かれた立て札がある。


おそらく、1963年(昭和38年)ごろの北海道では、東京都民のようすに関心があったので、北海道新聞は、それを記事にしていたのだろう。

なお

ベンチをじゅうぶん置かないからだ


とあるが、現在では、春〜秋の東京都のあたりの公園では、公園のベンチに近寄らない方がよいと思われる。

ヒトスジシマカは藪の近くでよく吸血に来ることから、潜伏場所として植物の茂みをもっともよく利用していると考えられている。 」

「人がヒトスジシマカを誘引する範囲は4〜5m と考えられるので、藪から4〜5m 以上離れていれば吸血されるリスクはかなり低い。たとえば、公園や緑地、学校の運動場などに休息用にベンチが設置されているが、設置場所として選ばれるのは、ほとんどの場合日差しを避けるための木陰や風通しのよい暗所であり、潜伏場所から4m 以内に位置していることが多い。」

これらの場所はヒトスジシマカに刺されるリスクがもっとも高い場所と考えられる。 」
↑『チクングニヤ熱媒介蚊対策に関するガイドライン』(H21 厚生労働科学研究費補助金 新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業 「節足動物が媒介する感染症への効果的な対策に関する総合的な研究」国立感染症研究所昆虫医科学部)p 8
とあり、公園のベンチにいると、ヒトスジシマカに刺されて不快な思いをする危険性があるからである。

デング熱・チクングニヤ熱に感染する危険性がない場合でも、蚊に刺されるのは不快であると思われるため。







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